私はヒドい花粉症だった
ヒドい花粉症「だった」と過去形にしたのは、私が今ヒドい花粉症ではないからです。ただし、体質的には今も花粉症だと思います。油断をすればすぐに花粉症の症状は出るのですから。
春に大量に飛散するスギ花粉
しかし、私は花粉症の症状を出なくする、または症状を緩和する私なりの対策を見つけました。ステロイドを使用する以外では私には最も効果がある方法であり、お金もかからず、身体にも全く負担がありません。
花粉症を克服するためにまず私がしたことは、なぜ私は花粉症になってしまったのか、その原因を探ることでした。テレビやインターネットのでは、様々な原因が語られ、それぞれがある程度の説得力を持っていましたが、確実にこれが原因であるとみんなが合意するようなものは存在していませんでした。
ディーゼルの排気ガスが原因という説も
しかし、50年前には花粉症は存在していなかった(もしくはその存在が認知される程の数の花粉症患者が存在していなかった)にもかかわらず、現在では日本の国民病とも言われるほど花粉症患者が増えたという事実から演繹すれば、戦後の日本に於ける何かしらの変化が原因であるとの推論は間違っていないと思われました。そして、以下の三つが私には花粉症の原因として有力候補に思えました。
- 戦後の植林政策によるスギ花粉の絶対量の増加
- 食生活の欧米化
- ディーゼル自動車の排気ガス
花粉症の原因の特定と対策
3つの変化のどれもが戦後日本に於ける顕著な社会的変化であり、花粉症が戦前に存在しなかった、もしくは認知されていなかった事実に照らし合わせると、3つの変化のどれが原因であるとしても論理的整合性はあると思えました。しかし、そのどれもが論駁され得る否定的な材料もまたありました。
食生活の欧米化が原因か
スギ花粉が増えたのは事実だが、スギ林のそばに住んでいた昔の人は、都会に住んでいる現代人よりもスギ花粉を浴びているのに花粉症にならなかったのはなぜか、欧米風の食生活が原因ならば、なぜ欧米人よりも日本人の方が花粉症が多いのか、ディーゼル車の排気ガスが原因ならば、ディーゼル規制が緩く今よりも大気汚染の度合いがひどかった昔よりも今の方が花粉症に苦しむ人が多いのはなぜかなどです。
後述しますが、ふとしたキッカケで私は食生活が花粉症の原因なのではと推測するようになり、食生活の改善という対策をとることにより、花粉症の症状を劇的に抑えることができるようになりました。
食生活を改善する(具体的には普段の食事を単純に和食にするというだけ)ことによって花粉症の症状を抑えるという私には絶大な効果のあったこの方法が万人に効果があるかは私にはわかりません。今のところ私の友人数人に関しては顕著な効果がありましたが、全ての人の花粉症の原因が食生活だけであるとは私も思いませんし、人によって原因が違うこともあると思います。そのため、少ししか効果がない人もいるでしょうし、全く効果が出ない人もいるかもしれません。
効果を保証することはできませんが、私が花粉症を克服したやり方及び花粉症を克服して完治に至るまでの道のりをこのサイトでは詳しく説明していきたいと思います。このサイトを読み、1人でも多くの方が花粉症の苦しみから逃れられたらと思います。
皆さんの花粉症が治ることを祈っています。
更新履歴
- (2014/11/16)赤ワインと花粉症を更新しました
- (2013/07/25)鼻汁好酸球検査を更新しました
- (2013/07/25)鼻粘膜(鼻鏡)検査を更新しました
- (2013/07/23)花粉症が始まるとつらいことを更新しました
- (2013/07/03)スギ花粉から逃げるを更新しました