花粉症に効くとされる様々な治療、薬やサプリメントを試してみた

何が花粉症に効くのか

 激烈な花粉症の症状に苛まれた私は、なんとかして症状を和らげるもの、また和らげるだけでなく花粉症が完治してしまうようなものがないかと必死に探し、効くと言われているものを片っ端から試し始めました。

 

 鼻の粘膜を焼いたり、怪しい民間療法を試したり、薬やサプリメントを大量に飲んだりとそれは涙ぐましい努力でした。

 

薬やサプリを試してみた
サプリメントの写真

 

 その中には全く効果のなかったものや、ある程度効果のあったもの、また、一時的には効果があったもののすぐにその効果がなくなってしまうものなどがありました。

 

 花粉症の症状がひどかった26歳から32歳の6年間の間に試したものの効果などについて自分の経験に基づいて紹介していきたいと思います。

 

 人によって体質が違うわけで、私に効果があったものでも効果が感じられない人もいるでしょうし、私に全く効果がないもので効果を感じられる人もいると思います。

 

 効果のあるなしは私に効果があったかなかったかを記載しているので、絶対的にこれが効くとか効かないとか主張しているわけではありませんので、ご承知下さい。

花粉症に効くとされる様々な治療、薬やサプリメントを試してみた記事一覧

花粉症とシソの葉エキス

 シソの葉のエキスが花粉症に効くと聞き、確かヨーグルトの次にこれを試してみたはずだったと思います。なぜシソの葉のエキスが花粉症に効くかというと、以下のような仕組みのようです。 シソの葉、特に赤ジソの葉に多く含まれているロズマリン酸に、過剰に反応し過ぎる免疫反応を抑える作用があり、花粉症はアレルギー反応つまり免疫の過剰反応であることから、シソの葉のエキスを摂取することにより花粉症に対して効果があるとのこと。実際に人による実験でも約2割の人に効果があるとした研究結果もありました。 薬嫌いの私には非常に試してみたくなる謳い文句じゃないですか! さっそくシソの葉を買ってきて、食べ始めました。1日10枚...
続きはコチラ

花粉症とヨーグルト

 ヨーグルトを食べると花粉症が良くなる。こんな情報に接し、花粉症になったばかりの私は大喜び。 だって、元々私は乳製品が大好きで毎日のように大量に摂取していましたから。ウエイトトレーニングをしていたので、もちろん、ホエイプロテイン(牛乳のタンパク質)を牛乳で溶いてヨーグルトやバナナ、イチゴなどを入れて1日に何度も飲んでいました。 ヨーグルトは大好きでしたし、毎日食べているヨーグルトの量を増やすだけで花粉症が治ってしまうのなら、花粉症なんて一瞬で治ってしまうのでは?という期待で胸がいっぱいでした。 ヨーグルトが花粉症に良いとされている理由はこうです。 花粉症はアレルギーである。アレルギーは腸内環境...
続きはコチラ

花粉症と甜茶

 甜茶。今まで聞いたこともないお茶でした。しかし、甜茶を飲むと花粉症の症状が楽になるとのこと。 甜茶が花粉症に良いとされている根拠はバラ科の甜茶に含まれているGODポリフェノールがアレルギー反応を抑制するとのこと。 さっそく甜茶及び甜茶のサプリメントを購入し飲み始めました。甜茶は読んで字の如く、甘いお茶です。お茶が甘いということに初めは非常に抵抗感があったのですが、これが慣れると結構美味しいんですね。美味しく飲めて花粉症が治るなんて素晴らしいことだと大満足でした。 しかし、結果は... これも全く効果はありませんでした。花粉症はヒドイままです。wikipediaなどには書いてありますが、元々甜...
続きはコチラ

花粉症と温泉

 温泉に入ると花粉症が良くなる。素晴らしいじゃないですか。元々バイクが大好きで、ツーリング先でゆっくりと温泉に浸かるのを至福の喜びとしている私にはたまらない治療法です。 温泉の蒸気が鼻の粘膜に作用し、また、温泉の効果によって体質改善がなり、花粉症が良くなるとのこと。なんだかわかったようなわからないような感じはしますが溺れる者は藁をもつかみます。 さっそく花粉症に良いとされている温泉へ。温泉に浸かると、なんと鼻がすっきりと通るではないですか!このまま続ければ俺の花粉症も治る!と思い大喜びしました。 しかし、温泉から上がり車に乗り込む頃にはまたも症状がガンガン出始めました。帰宅して冷静になって考え...
続きはコチラ

花粉症と乳酸菌

 ヨーグルトのページで触れた、四段論法にすっかり惚れ込んだ私は、ヨーグルトを食べて花粉症が改善されなくてもまだ希望を捨てきれず、私が食べているヨーグルトの乳酸菌が効果のないタイプの乳酸菌なのだろうと考え、乳酸菌のサプリメントを購入して飲み始めました。 乳酸菌のサプリが花粉症に良い理由としては、ヨーグルトなどで乳酸菌を摂っても、強力な胃酸の作用で乳酸菌が腸に届くまでに死んでしまって効果が出づらいが、サプリメントでは胃酸に強いタイプの乳酸菌なので、効果が高いとのこと。なんか信憑性が高そうですよね。なるほどと思いました。 今は結構乳酸菌のサプリメントは薬局にありますが、私が購入した頃はそんなに種類は...
続きはコチラ

花粉症とミントガム

 これは、ミントガムが花粉症に良いという情報に接して試したわけではなく、ガムを噛んでいたらなんとなく少し鼻が通った気がしたことからガム系を色々試してみたのです。 結果としては、これは鼻の詰まりに効果があります。私の場合は重度の花粉症なので、1月終わりから2月の頭の花粉がほんの少ししか飛んでおらず、花粉症の症状が非常に軽い時であれば効果は実感できます。2月も中旬になると全く効果はなくなりますが。 初めはミントが効くのだと思い、ミント系のガムばかり試していたのですが、メントール系のガムも効果があることに気づき、要はスーッとする系のガムならなんでも良いことに気がつきました。最近調べたところ、ミントの...
続きはコチラ

花粉症と抗ヒスタミン薬

 花粉症に良いとされる食べ物やサプリメントは、効果があるかどうかは別として基本的には体質を改善し、その結果として症状の緩和を期待するものです。 それに対して、薬は体質を改善し、花粉症を治すというものではなく(将来的に花粉症を治す薬ができるかもしれませんが)、単純に症状を抑えるというのが目的です。 私は元来医者嫌い薬嫌いなのですが、花粉症の症状にはお手上げでしたので、耳鼻科で薬を出してもらうことにしました。第一世代の抗ヒスタミン薬です。効果はありました。もちろん、症状が出ないわけではなく、花粉があまり飛んでいない時期の症状が比較的軽く済むといった程度です。 でも、飲むと眠くなるんです。仕事中でも...
続きはコチラ

花粉症とステロイド

 実は私は花粉症の症状を和らげるためのステロイド注射はやったことはありません。 しかし、間近でその効果は見ています。ステロイド注射の効果は最強です。私以上に花粉症の症状がひどい知人がステロイド注射(ケナコルトA筋注)をしてもらい、花粉症の症状が完全に止まりました。 注射1本で花粉のシーズンもほぼ問題なく過ごせてしまうのです(一ヶ月とちょっとぐらい効果があるようです)。 しかし、ステロイド注射はその副作用の重篤さから、耳鼻咽喉科学会では花粉症の治療には使わないようにとの指針があるようで、ほとんどの病院ではやってくれないそうです。 私の知人は目立った副作用は出なかったようですが、実際に副作用が出て...
続きはコチラ

花粉症のレーザー治療

 花粉症の鼻水・鼻づまりの治療としてレーザー治療というものがあります。 これは鼻の粘膜を焼いて収縮させて花粉を粘膜につきにくくさせるというものです。薬剤による治療ではなく物理的に鼻の粘膜を変性させるものなので、副作用の心配がないので、私は早速試してみました。 花粉症のシーズンの一ヶ月前には治療を終了させていないといけないとのことで、12月に治療を受けました。 まずは、鼻の状態を確認し、次は採血してアレルギーの検査です。検査結果が数日で出るので、その後治療になりますと言われました。アレルギーの検査のわりには随分たくさん採血するなあと思っていたのですが、検査はアレルギーだけでなくHIVや肝炎などの...
続きはコチラ

赤ワインと花粉症

 赤ワインが花粉症に良いという話を聞いたことはありませんか。赤ワインに豊富に含まれるポリフェノールが、花粉症などのアレルギーに効果があると言われています。 赤ワインが花粉症の症状を和らげるのであればこんなに幸せなことはありません。なんと言っても私は大の赤ワイン好き。ビールや白ワイン、日本酒などを止めて、これまで2日に一回ぐらいだった赤ワインを毎日赤ワインにすれば花粉症とはおさらばじゃないですか。 どの程度の赤ワインを飲めば花粉症に効果があるかわかりませんが、私の酒量は赤ワイン1本から1.5本程度。2本飲むと泥酔してしまいます。 常識的に考えて赤ワインを毎日2本や3本も開けていたら間違いなくアル...
続きはコチラ

花粉症の減感作療法

 花粉症の諸症状(鼻水や目の痒みなど)を緩和する薬というものはたくさんありますが、花粉症そのものを治療する方法として唯一医学的に効果があると立証されている治療法が減感作療法です。特異的免疫療法とも言います。 減感作療法が花粉症(花粉症に限らず特定のアレルギーに対して)の治療に効果を発揮するとされている原理は難しいものではありません。スギ花粉症であれば、アレルゲンであるスギ花粉の成分を薄めて、最初はほんの少し、そして徐々に増やしながら体内に入れていき、体をスギ花粉に慣らさせて花粉症を治そうというものです。 医学的にもきちんと効果が立証されているのに、なぜ花粉症患者は減感作療法という治療を受けない...
続きはコチラ

このページの先頭へ戻る