花粉症で苦悩の日々、鼻が...

鼻づまりは本当にきつい(T_T)

 私は季節の中では春が一番好きでした。寒く厳しい冬が終わり、ぽかぽかと暖かい日差しの中でかぐわしい木々の香りを嗅ぎながらそこかしこに芽吹いた緑を眺める。何を持ってしても代えがたい幸せな時間でした。

 

 しかし、花粉症になって以来、私にとって春は文字通り地獄の季節となりました。たかが鼻水と思っていました。しかし、実際に自分が花粉症になると、そんな生易しいものではありませんでした。

 

 私の場合は重度の花粉症でしたので、外出時にマスクなどしても全く意味はなく、鼻にちり紙を詰めて対応していましたが間に合わず、常にくしゃみをして鼻をかんでいる状態でした。

 

 それでも鼻に関しては昼間はまだいいのです。鼻で息をすることを諦め、水泳用鼻栓で鼻をつまんでしまえば数分に1度鼻をかむだけでいいのですから(たぶん口から花粉が入るのでしょうね、鼻栓をしてもぴったり鼻水が止まるわけでありません)。

 

 問題は夜間です。夜布団に入ると、鼻水が出るというレベルではなく完全に詰まってしまうのです。夜に完全に鼻が詰まるとどうなるか。寝れないのです。口をあけて呼吸しているために口の中がカラカラに乾き、舌や喉が乾燥して痛み30分か1時間に1回ぐらい起きてしまい、その都度枕元に用意してあるコップの水で口を湿らせるということを朝まで続けるわけです。

 

 点鼻薬も最初の内は効いていました。しかし、どんどん効果がなくなっていき、2時間に1回しか使ってはいけないのを、1時間に1回、30分に1回と使用頻度が高くなるにつれて、鼻の粘膜が痛むようになり、鼻から大出血してしまい、とうとう使いすぎで使用を中止せざるを得なくなりました。そのため、花粉の季節は恒常的に寝不足であり、昼間はぼーっとして仕事にならないだけでなく、風邪などもひきやすくなり、もうどうにもならない状態になりました。

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