花粉症を発症した
花粉症でない人は、自分だけは今も将来も絶対花粉症になることはないと信じています。私も自分が花粉症になることは絶対ないと思っていました。
事実、私も26歳で花粉症を発症した時は、くしゃみ、鼻水、涙に苦しめられながらも絶対に俺は花粉症ではないと言い張り、結局スギ花粉症であるとの採血結果を受けて、やっと自分が花粉症になったという事実を認めたものでした。
花粉症はつらい病気です。しかし、健康体の人は言います、「鼻水ぐらいで大騒ぎすることじゃないんじゃない?俺だって風邪ひけば鼻水ぐらい出るよ。」。
実はこれ、私が花粉症になる前に花粉症に悩む友人に言った言葉です。もちろん、自分が花粉症を発症した後、友人にはきちんと謝罪しました。「ごめん、滅茶苦茶つらい。つら過ぎる(泣)」と。
このつらさから逃れるためにはなんでもしてやると私は心に誓いました。私の花粉症に対する戦いの始まりでした。
花粉症になった!記事一覧
管理人のプロフィール(花粉症発症前)
花粉症を発症する前の私は格闘技が大好きで、ウエイトトレーニングを欠かさず、健康には自信満々な若者でした。食べ物の好き嫌いも特になく、身体を作る材料であるタンパク質が豊富に含まれる肉や牛乳などを好んで食べ、さらには牛乳で溶いたホエイプロテイン(牛乳が原材料のプロテイン)をガブガブと飲み、自分の大きく肥大した筋肉にうっとりとしているバカでもありました(^_^;) 花粉症の存在は知っていました。今から15年ぐらい前でしたが、その頃には花粉症はすでに社会問題化していましたから。しかし、今考えるとバカみたいですが、そういうもの(花粉症)は元々体が弱い人がかかるもので、私みたいに子供の頃から常に運動をし...
まさかの花粉症発症
それは麗らかなある春の日でした。前日の寒さとはうって変わって暖かく、春の香りのする風が非常に心地よい日。仕事をしながら、「ああ、毎日がこんな日だったら気分が良いのになあ。」などと思っておりました。その先6年間に渡りその春の香りを鼻から胸いっぱいに吸い込むことができなくなるとは夢想だにしてなかった私でした。 朝一で終わらせなければならない仕事も片がつき、パソコンの前に座ってデータの入力を始めたところでした。鼻水がタラーっと垂れてきたわけです。「あれ?風邪ひいてないのに?」とティッシュで鼻をかみました。ところがとまらない。かんでもかんでも全く鼻水が止まらないんです。挙句の果てにくしゃみまで出てき...
花粉症の確認のため耳鼻科に行く
朝起きて、仕事に行く途中もくしゃみ鼻水がとまらず、その内に異常な目の痒みが襲ってきました。ここに至ってもまだ自分では花粉症と認めることができず、先に花粉症になっていた同僚からは嬉しそうに「いやいや、お前も花粉症だよ。これから春は地獄だぞ〜」と花粉症の仲間入りを宣言されました。 それでも納得できない私は(完全にアホ)、とうとう耳鼻科に行って本当に花粉症かどうか白黒つけることにしたわけです。 その後、数日経って耳鼻科に行く頃にはもうすでに目は真っ赤になり鼻は完全に詰まりボロボロの状態でした(花粉に対する防備を全くしていませんでしたからね)。 耳鼻科に行くと、アレルギー検査の採血をされました。数日...
スギ花粉症と診断された
数日後に耳鼻科に行くと結果は出ていました。アレルギー検査ですので、スギだけでなく様々なものも一緒に検査されていました。ハウスダストやダニ、ヒノキやブタクサ、ネコなどです。 棒グラフで結果が出てるのですが、スギだけ棒グラフが一番上まで達しており正真正銘のスギ花粉症でした。ヒノキがわずかに反応していましたが、アレルギー症状が出るほどではないようです。他のものに関しては全くアレルギー反応は出ていませんでした。 これでしっかりとスギ花粉症であることが証明されてしまったわけです。 不思議なことに、あれほど花粉症であることを認めたがらなかったのに(みんな初めはそうです)、一旦花粉症と診断されると、私を含...
花粉症で苦悩の日々、鼻が...
私は季節の中では春が一番好きでした。寒く厳しい冬が終わり、ぽかぽかと暖かい日差しの中でかぐわしい木々の香りを嗅ぎながらそこかしこに芽吹いた緑を眺める。何を持ってしても代えがたい幸せな時間でした。 しかし、花粉症になって以来、私にとって春は文字通り地獄の季節となりました。たかが鼻水と思っていました。しかし、実際に自分が花粉症になると、そんな生易しいものではありませんでした。 私の場合は重度の花粉症でしたので、外出時にマスクなどしても全く意味はなく、鼻にちり紙を詰めて対応していましたが間に合わず、常にくしゃみをして鼻をかんでいる状態でした。 それでも鼻に関しては昼間はまだいいのです。鼻で息をする...
花粉症は鼻だけでなく目もつらい...
目の痒みは昼間がどうにもなりません。夜はアイボンでよく目を洗った後、お風呂に入って目薬をさして布団に入って目を閉じてしまえば朝まで大丈夫です。しかし、昼間は目を開けないわけにはいきません。花粉症のメガネをしても気休めにもなりません。結局水中眼鏡をして外に出てました。 想像してください。花粉が髪につかないように頭からすっぽりと帽子を被り、水中眼鏡をし、鼻栓をした上に医療用のマスクをして(マスクをしているので鼻栓をしているのはわかりませんが)、服も花粉がつかないように雨合羽のようなポンチョを羽織って歩いている筋骨逞しい男の姿を。 変態か完全におかしな人です。道を歩いてるとみんなが振り返りますし、...
花粉症を治すにはいったいどうすれば良いのか
「このままではいけない。なんとかしないと俺の人生はこの先真っ暗だ。どうすれば良いのか。」と真剣に考えました。真っ先に思い浮かんだのが、スギ花粉が飛んでいない国への移住でしたが、これはちょっと現実的ではないのはいくらバカな私でもわかりました。 しかし、季節をずらせば日本でもスギ花粉のないところはあるわけです。また、1年中スギ花粉の飛ばない地域もあります。そこで、花粉の季節だけ北海道または沖縄への旅行です。花粉の飛散が激しい2月半ばから3月終わりまでの約1ヶ月半弱だけでも有給休暇を取り、東京から逃げる。花粉という問題がなくても1年の内、1ヶ月程度北海道や沖縄で過ごすなんてちょっと魅力的じゃないで...