減感作療法の副作用

アナフィラキシーショック

 減感作療法に伴う副作用として、アナフィラキシーショックというものがあります。

 

 体に抗原(アレルゲン)が一度入った後に、ふたたび同じアレルゲンが体に浸入すると、急激で激しい反応が起こります。短時間の内に血圧が低下して全身ショック状態を起こし、そのまま放っておくと呼吸困難や嘔吐、下痢やチアノーゼが起きて意識不明となり、死んでしまうこともあります。スズメバチのハチ毒などが有名ですよね。

 

 スズメバチなどのアナフィラキシーショックと同じと聞くと心配になるかも知れませんが、減感作療法は病院で医師が行うものであるため、減感作療法による副作用でアナフィラキシーショックが起こっても、すぐに対応できるので、花粉症の減感作療法を受けようとしている方があまり心配する必要はありません。

減感作療法の副作用関連ページ

減感作療法の歴史
減感作療法の歴史は古く、約100年ほど前に始まりました。
舌下減感作療法
注射で抗原を体内に入れるのではなく、口に抗原を含み体に入れている減感作療法。

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