舌下減感作療法

負担の少ない新しい治療法

 舌下減感作療法とは、欧米では花粉症に対して普及しており、1998年にWHOも推奨している治療法に加えました。

 

 舌下減感作療法のやり方はとても簡単で、スギ花粉のエキスを染み込ませたパンを口にしばらくの間含み、そのまま食べてしまえばよい(吐き出してもよい)だけです。

 

 通常の減感作療法と比べ、効果はほぼ同じぐらいで通院も少なく済み(一月に1度程度だそうです)、注射による痛みもなく、良いことだらけの治療法であることから、私が花粉症の時にこの治療があったら私は間違いなく受けていたでしょうね。唯一花粉症に対する効果が立証されている治療法である減感作療法の欠点を解決し、簡単に受けられる治療ですから。

 

 ただ一つの難点は保険適用ではないことから、費用が高額になってしまうことです。

 

 私の花粉症の症状がひどかった頃は、よく友達と「100万で花粉症が治るなら今すぐにでも払う。」「俺は200万でも払う!」「俺は500万でも!」なんて言い合ってましたが、舌下減感作療法は高額とは言え、そこまで高額ではないので多少お金がかかっても花粉症を本気で治したいなら一考の価値ありですね。

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