乳幼児から花粉症が発症することの説明がつく

花粉症発症の低年齢化

 花粉症の発症が低年齢化しているというニュースなどをよく見ます。乳幼児から花粉症を発症し始めるとのこと。

 

 アミノ酸まで分解しきれなかったタンパク質が腸から血液中に入り込むことによって花粉症を含むアレルギー体質になるのであれば、乳幼児が花粉症やアトピーになることの説明がつきます。

 

 まず、赤ちゃんは免疫系が未発達です。そこでお母さんの母乳から免疫物質をもらいます。粉ミルクには免疫物質が含まれていないため、きちんとした免疫を作りづらい。

 

 さらに赤ちゃんは消化管が未発達なので、アミノ酸まで分解できなかったタンパク質が体内に入り込みやすい。

 

 母乳のタンパク質は赤ちゃんにとって異種タンパクではないため、体に入り込んだとしても問題になりませんが、粉ミルクの原料である牛乳のタンパク質は人体にとっては異種タンパクなので、赤ちゃんを早い時期から粉ミルクで育て始めれば、アレルギー体質になる可能性が高いと推論できます。

 

 つまり、粉ミルクの使用量が増えたことによって、花粉症などのアレルギーを乳幼児が発症するようになったという説明ができることになります。

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