日本人には欠かせません。
味噌と醤油。日本の伝統的な発酵食品であるこの2つの調味料は日本食にはなくてはならないものですが、両方とも乳酸菌や麹菌を大量に含む素晴らしい食品で、腸内環境を整えて花粉症の症状を抑制する働きがあると考えられます。
もちろん、味噌と醤油を食べてれば花粉症が治るなんてことでは決してありません。腸内環境を悪化させるような食品を摂らずに(乳製品や肉類)、腸内環境を改善する食品を多く摂ることにより、花粉症の症状が抑えられるわけで、牛乳を飲んでチーズを食べ、ステーキに焼肉なんて生活をしながらも、味噌ラーメンと醤油味のチャーハンを食べてるのに花粉症が出ると言われても困るわけです。
味噌にしろ醤油にしろ、昔ながらの製法にこだわったきちんとしたものを使うのが基本となります。味噌などは本来1年以上寝かして作るものですが、スーパーで安売りをしているような味噌などはアミノ酸(化学調味料)などを添加してわずか数ヶ月で作り上げてしまうもので充分に発酵させておらず、これでは腸内環境を良くする効果が半減すると思われます。